ブログ

受発注・在庫管理業務のお困りごとを解決する記事をお届けしています。

catch-img

建材サンプルの受注データから潜在ニーズを把握する

建築材料のサンプル注文へシステムを導入し、本発注への確度やニーズの調査を行うという動きがあります。建築物への使用を検討するためのサンプルですが、対象建築物やプロセスは不透明で把握することは困難です。しかし、この検討時にさまざまなヒントが隠れていることは明白であり、より品質の高いサービス提供を目指すには必要な情報でもあります。本記事では、TS-BASE 受発注を活用した、確度やニーズを知る手段についてご説明をいたします。

新たな接点から未来へのヒントを取得する

イメージ画像 出典:Shutterstock

昨今、エンドユーザーと直接的な接点をもち、本質的なニーズを理解しようと努める企業は増加しています。建築材料(以下、建材)メーカーも同様に、販売店を介した従来の商流はそのままで、「建材サンプル提供」の部分からエンドユーザーのニーズを取得して営業活動へ生かす傾向が見受けられます。

戸建て住宅をはじめとする多様な建築物に使用する建材サンプルは、販売店などを通してデベロッパー、設計事務所、ハウスメーカーなどへ届けられ、施主の意向を反映されたものが本受注へつながります。しかし、建材メーカー側の視点でみると、要望通りの建材サンプルは提供するものの、どのような目的やプロセスなのかは予測ができないまま続けるほかありませんでした。

このような商流の中で建材メーカーは、「確度やニーズが知りたい」という課題を持つようになり、解決策として、建材メーカー自らが「施主へ近いユーザーへサンプルを直接提供する」手法を実行しました。

Webを介してエンドユーザーに近い属性との接点を持ち、建材サンプルの注文時に「いつ・どのような物件で・どれくらい使用する予定なのか」などの情報を吸い上げることで、ユーザーのニーズを読み取り、営業活動へ生かす情報として活用をしています。

TS-BASE 受発注は、先述した課題を持つ建材メーカーの、

  • Web上での接点づくり。
  • 建材サンプルのWeb注文。
  • 確度やニーズを調査する。

などの用途でご活用をいただいており、同様の施策を行いたい企業との親和性が高いプロダクトです。

実際に、ユーザーとの接点を増やしたかった建材メーカーA社の例をもとに、どのような運用でニーズの吸い上げを行うのかをご紹介いたします。

ユーザーとの接点を増やしてニーズを読み取る施策を実行

「確度やニーズが知りたい」という課題をもつ建材メーカーA社では、以前は以下のような運用で建材サンプルの提供を行っていました。

受注

営業あてに販売店経由で建材サンプルの注文がくる。

配送依頼

受注した営業が建材サンプル発送の手配を行う。

発送

販売店or指定配送先へ建材サンプルを発送する。

販売店へ確度やニーズを聞く場合もありましたが、曖昧な返答は確信できるものではなく、ほかに情報を得られるタイミングはありませんでした。

その後A社は、建材サンプルをWeb注文できるよう、TS-BASE 受発注を導入します。導入後、先述した販売店経由のサンプル提供の流れはそのまま、以下のような経路が新たに追加されました。

注文

ユーザーがWebを介して建材サンプルの注文を行う。

受注

管理システムで注文内容を確認し、建材サンプルの発送手配を行う。

発送

指定配送先へ発送を行う。

工程数に変化はないものの、TS-BASE 受発注を導入は、課題だった確度やニーズ調査のほかにも運用面でも良い効果を生んでいます。

代表的な効果3つをご紹介します。

  1. Web注文の導入
  2. 注文時のアンケート機能の活用
  3. 提供する商品情報への工夫

代表的な効果1|Web注文の導入

コーポレートサイトや検索エンジンを通して自由にアクセスできる「建材サンプル注文サイト」をTS-BASE 受発注の注文サイトで構築。ユーザーは会員登録を行うことで、自身のログインIDとパスワードを入手し、注文サイトを介して建材サンプルの注文が行えるようになりました。

注文の間口を広げることで、以前は接点が持てなかった「施主と近いユーザー」との関わりが持てるようになります。しかし、さまざまなユーザーがいるため、アイテムによって注文可能数を設定したり、注文履歴があるサンプルに対するリピート注文の制限を設けたりなど、TS-BASE 受発注の各種制御機能を活用した対策も行われています。

代表的な効果2|注文時のアンケートの活用

注文者に対してアンケートを行う機能(注文カスタム項目)を活用した「確度やニーズの情報の確認」ができるようになりました。質問数が多すぎると注文へのハードルになってしまうため、「いつ・どのような物件で・どれくらい使用する予定なのか」という情報が推測できる厳選質問を必須とし、任意回答も含めて注文時に回答のリクエストを行っています。

入手したデータは、どのようなルートで本受注につながるのかの予測や、販売店との協力方法の見直しなどの営業活動へ活用され、キャンペーンの発足などの新たな施策へとつながっています。

代表的な効果3|提供する商品情報への工夫

TS-BASE 受発注の注文サイトは、外部のユーザーだけではなく、社内の各営業一人一人へアカウントを発行することができます。これにより、以前は口頭やメールで依頼を受け、倉庫へ発送依頼をしていた営業も、注文サイトを数クリック操作する作業でサンプルの注文が行えるようになりました。

また、TS-BASE 受発注では、特定グループによって異なる商品情報を表示できる「ユーザーグループ機能」という機能があります。例えば、「商品A」を社員アカウントから見ると在庫数が表示され、一般アカウントから見ると在庫数は表示されない。というように、値段・在庫数などの情報や、商品そのものの出し分けが行えるので、用途に合わせた細やかな設定が行えます。

そして、社内外問わず、多くの建材ラインアップから目的のモノを見つけ出すのに苦労する人もいるかもしれません。TS-BASE 受発注では、商品シリーズ、アイテム、カテゴリ別など、さまざまな検索方法を選択でき、デザイン面での工夫も可能です。

また、商品詳細画面では、複数の商品画像や詳しい商品説明など、カタログ同様の情報量が掲載できます。ユーザーが検討を行うのに必要な情報を惜しみなく提供できるのも、TS-BASE 受発注の特徴です。

※建材サンプルの注文に役立つTS-BASE 受発注のオススメ機能は、記事最後部でもご紹介しています。

データ活用のメリットは幅広い

イメージ画像 出典:Shutterstock

建材メーカーA社を例に、TS-BASE 受発注の導入で変わるサンプル注文業務についてのご紹介をしてきました。建材サンプルのWeb注文の導入で、「確度やニーズが知りたい」という課題への対策が行われ、営業活動への変化が生まれましたが、その他にも受注業務のシステム化で良い変化が発生しています。

以前はサンプルの受注は営業が窓口になっていたため、各人で対応するほかありませんでした。TS-BASE 受発注の導入後は、Web注文された内容は管理システム内へ集約されるため、営業担当者以外の人も受注処理が行えるようになり、非属人化の体制づくりにつながっています。

また、建材サンプルの注文内容および注文者情報などのデータは、TS-BASE 受発注内へ全て蓄積されていきます。どの注文がどの物件の本受注へつながったのか、システム内の各種データと社内データをかけ合わせて調査するなど、さまざまな検証・分析に活用できるようになりました。

システム化は単なる業務効率化にとどまらず、各社が抱える固有の課題を解決し、未来の方向性に合わせた基盤づくりとなります。TS-BASE 受発注は、建材メーカーを含むさまざまな企業の活用ナレッジがあるので、ぜひ課題や実現したいことがある企業さまは一度お聞かせいただければと思います。

建材メーカーのサンプル受発注業務に役立つ「TS-BASE 受発注の機能」

本記事で紹介した機能および、建材メーカーのサンプル受発注業務にオススメ機能をご紹介いたします。

◆注文に関する設定

会員登録をしたら誰でもサンプル請求ができるように。登録時のアンケートも可能。

注文時にユーザーへ求めるアンケートを作れる。

社員・一般ユーザー・パートナーなど属性ごとに注文範囲を制限できる。

注文者の情報を管理できる。

◆検索性に関する機能

検索性UP。製品やシリーズなどの一定区分でまとめることができる。

カテゴリから検索できるようになる。

キーワード、カテゴリなどで商品の検索ができる。

サンプルの仕様を確認できる(検索対象にもなっている)。

◆サンプル内容につながる設定

画像イメージを見て注文ができる。

新商品なども明示的に確認することができる。

サンプル情報をマスタ登録できる。

◆データ活用に関する機能

注文時アンケートの結果出力。

在庫の欠品防止として活用できる。

「TS-BASE 受発注」編集部
「TS-BASE 受発注」編集部
「TS-BASE 受発注」編集部は、「注文・受注・物流管理」の知見が豊富なメンバーで構成され、日々の業務に役立つ情報を発信するメディアです。BtoB受発注に関する情報発信に特化しており、企業が抱える課題解決のサポートができるよう、さまざまなコンテンツを配信しています。

おすすめ資料


TS-BASE 受発注を知る

\もっとTS-BASE 受発注を知るなら/

\実際に試してみるなら/


記事を探す

01 タグを使ってさがす
02 キーワードで探す

当月記事ランキング