展示会からみる受発注・倉庫管理の課題(「DXPO大阪 ’24」出展レポート)
竹田印刷株式会社は2024年2月29日・3月1日の2日間、インテックス大阪にて開催された「DXPO大阪 ‘24」に出展いたしました。竹田印刷のブースに訪問くださった皆さまありがとうございました。
「DXPO大阪 ‘24」は、各企業の管理部門(バックオフィス)のかた向けの業務改革や生産性向上を支援するサービスを集めた対面式の展示会です。来場登録者は、合わせて各サービスの情報やウェビナー配信を確認できるオンライン展示会(バックオフィスDXPOオンライン)にも参加することができます。
本記事では、対面式の展示会である「DXPO大阪 ‘24」2日間のブースの様子とアテンドしたスタッフによる「展示会から見る受発注・倉庫管理の課題」をご紹介します。
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「TS-BASE 受発注」ブースの様子
「TS-BASE 受発注」ブースの様子。これまで3回出展した際にお問合せ内容に回答する形で壁面装飾は2面とも今回の展示会で一新した。
「BtoBに特化した受発注・倉庫管理の改善!! 」という壁面と声がけを受けて「ちょうど今受発注システムを検討している」と足を止めてくださるかたも多くいらっしゃいました。
ブース内では、タブレットを使用したTS-BASE 受発注のデモンストレーションを実施しました。TS-BASE 受発注の注文サイトは、通販サイトのように感覚的に使用できる設計になっているため、「これであれば誰でも使えそうだ」など、期待感を抱く声を多くいただけました。
また、ブースでTS-BASE 受発注の説明をお聞きいただいたかたには「TS-BASEロゴ付マイクロファイバークロス」をプレゼントしました。
左:TS-BASE 受発注のチラシ。右:右下に「TS-BASE」のロゴが付いたマイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスは多くのかたに好評で、「今日の展示会で一番うれしかった!」といったお声をいただきました。眼鏡はもちろん、パソコンやスマートフォンの画面拭きに、ぜひご活用ください。
DXPO大阪 ’24から見えた受発注業務の多様さ
来場者と対話した中で、「『受発注業務』の改善って具体的にはどんな内容ですか?」と質問を受けることもしばしばありました。
受発注業務は、企業によって在り方が大きく変わります。そのため、改善方法も多様なアプローチが存在します。
業務の改善をするためには、自社が行っている業務を分解し、自社に合った改善策の選定が必須です。
ここからは、実際に来場されたかたが行っている受発注業務の中から「自社倉庫をもつ企業」のケース」「取引先からの注文を受けるケース」それぞれでの業務改善のポイントをご紹介します。
自社倉庫を持つ企業:工場で使用する部品の受発注業務
ひとつめは、自社の工場で受発注業務が発生するケース。実際に「社内の工場でも使用可能ですか」と質問されたこともありました。工場利用の部品の受発注業務の効率化は、工場生産を円滑に行うために必要不可欠です。常に情報収集されている企業が多い印象を受けました。
部品の受発注業務については、部品調達先が社内か社外(仕入先)かということで選定基準が変わってくるため、ポイントを押さえて情報収集をしなければなりません。
部品調達先 |
特徴 |
---|---|
社内 |
・社内で製造して、次工程に渡す生産管理が必要 |
社外(仕入先) |
・仕入先への発注リードタイムや発注点管理が必要 |
「製造現場の従業員×TS-BASE 受発注」で材料発注の仕組み改革を推進
取引先からの受注:相手企業の状況が、受発注業務の改善に大きく影響
ふたつめは「取引先からの受注」。企業間のやり取りに関する課題は、業界や商材により少しずつ異なります。一方で、業界問わず共通している課題は「取引先がシステム化に協力してくれるか」です。
取引先に協力を依頼できる場合や、取引先側からシステム化を要請されている場合は受発注システムをはじめとした「取引先からの発注」「自社での受注」双方を改善するシステムの選定が可能です。
TS-BASE 受発注は「取引先に協力を依頼できる場合」に活用しやすいサービスです。展示会では発注側(上記例文の取引先)の企業のかたも多くいらっしゃいましたが、受発注システム導入時の主体は商材を販売する側となるのが一般的です。取引先となる企業のかたは「システムで注文出来たらとても楽になる」などとコメントしてくださることも多く、会社間の受発注をスムーズにすることは自社の業務改善だけではなく、各業界全体に良い影響を与えることになるとを改めて感じました。
倉庫管理業務では在庫の管理方法や出荷指示の出し方に課題
TS-BASE 受発注では、受発注業務と関連して「倉庫管理」について対応する「倉庫システム」をご提供しています。ここからは、展示会でご相談いただいた倉庫管理に関する課題から2つ「ロケーション管理」「出荷指示」を取り上げます。
まずは商品のロケーション(住所)を把握することが大切
展示会では「ロケーション管理」ができるかどうかを気にするかたが多い印象でした。ロケーション管理のためには、各商品が倉庫のどこに保管されているかを明確にする必要があります。現在「ロケーション管理」に課題があると感じられている企業の多くは、各商品の保管場所が定められておらず、入庫するたびに空いているスペースに保管していることも珍しくありません。
商品ごとに適切に棚番を設けることで、出荷時の導線が明確になり、出荷ミスを防ぐことができるなど「倉庫管理」の改善の大きな一手となります。
在庫保管場所の管理を示す「ロケーション管理」については以下の記事で解説をしています。こちらも合わせてご確認ください。
▼倉庫管理を最適化するためのコツの一つは「ロケーション管理」
倉庫管理を最適化させる3つのコツと在庫管理との違い
TS-BASE 受発注の倉庫管理の機能について詳しく知りたいかたはこちらをご確認ください。
棚ラベル、出荷指示書を通して業務フローを考える
出荷指示の方法についても多くの企業が課題を感じていました。
口頭(電話口含む)で受けた出荷依頼を手書きで清書し、倉庫の作業者に渡している企業も少なくありません。TS-BASE 受発注では、サイト上で受け付けた注文をそのまま連携した倉庫管理システム(WMS)につなげることができるため、手書きの清書作業は発生しません。自動生成される出荷指示書には棚番が表記されるので、慣れていない作業者でも安心してピッキング作業を行うことができます。
▼手書きの清書作業を無くすことで、3割の業務削減に成功した事例はこちらから
BtoBに特化した受発注・倉庫管理の改善は「TS-BASE 受発注」で
展示会では、多くの来場者との交流を通して皆さまの「受発注業務の発生シーン」や「倉庫業務で感じる課題」についてお伺いすることができました。各企業独自の課題もあるものの、共通している部分も多く、「TS-BASE 受発注」としてもより課題解決にマッチしたサービスになるように成長を続けてまいります。
この度はお忙しい中、ご来場誠にありがとうございました!
TS-BASE 受発注とは
TS-BASE 受発注はBtoBの受発注業務に必要な機能を多く備えた受発注システムです。注文を受け付ける際の商品/価格の出し分けや承認などの機能だけではなく、在庫管理・倉庫管理に関する機能も備えることで注文から出荷まで一気通貫で対応することが可能です。
TS-BASE 受発注では選べる50以上の機能の組み合わせを変えることで、社内での備品のやり取りから会社間の商品のやりとりまで柔軟に対応することが可能です。
受発注・倉庫管理に課題をお持ちのかたはお気軽にご相談ください。
展示会概要
日時:2024年2月29日(木)~3月1日(金)
会場:インテックス大阪 6号館 Cゾーン